帰ってきたときちょうどいらっしゃった庭師さんに、外で写してきたこのギザギザのお花をカメラの
液晶モニターで確認してもらいました。名前を尋ねると、PISANG BETET だよと。
綴りをメモ帳にかいてもらい、あとで辞書で調べてみたところ
pisangはバナナ、betetはインコの意でした。なるほど納得ですね。
続いて、目の前に咲いていたお花の名前をきくと、HELECONIA ORONEと教えてくれました。
oroneとはフランスの地名のようです。
赤いお花のほうは
こんな種ができます。
黄色いお花のほうは
こんな種がなります。トウモロコシのようですね。
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あとで調べてみたところ、PISANG BETET も HELECONIA ORONE も
オウムバナ科 (バショウ科とも呼ばれる)(Heliconiaceae)
オウムバナ属 (ヘリコニア属とも呼ばれる)(Heliconia) に属しており、
植物学的にはバナナに近い品種だそうです。全くべつものと思っていたので驚きですが、
言われてみれば葉などが特に似ています。
バナナインコのほうは大きな木から下がる形で花を咲かせ(見上げる高さ)、
もう一方の南国の鳥似のほうは1m弱の高さで上向きに咲きます。
バナナインコのほうは 学名Heliconia rostrata 熱帯アメリカ原産。
園芸ではヘリコニアとかLobster Clawとか呼ばれているようです。
そして上向きに咲く、南国の鳥のようなお花のほうは
赤いほうが 学名Heliconia psittacorum
黄色いほうが 学名Heliconia aurantiaca 熱帯アメリカ・南太平洋原産です。
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I think "PISANG BETET" is a unique naming!!